2012年10月22日

【映画祭レポート】8日(月・祝)青空市場も開催!連休最終日

8日(月・祝)、3連休最終日のレポートです。

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朝のミーティング。全員集合は朝だけなので、打ち合わせはここで行います

この日は映画祭と平行して、会場・川崎市アートセンター前広場で、新鮮な野菜
などを販売する「青空市場」が開催されました。

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シネマウマも興味深々?

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連日大忙しの白鳥代表もお買い物♪

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つられてシネマウマもお買い物♪

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アルテリオ映像館では「家族ゲーム」「シグナル〜月曜日のルカ〜」「KOTOKO」
「縄張はもらった」、アルテリオ小劇場では「毎日がアルツハイマー」
「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」を上映。

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「シグナル〜月曜日のルカ〜」上映後、谷口正晃監督と主演の三根梓さんによる
ゲストトークが行われました。「映画よ どこへ─」と銘打った今年の映画祭で、
フィルム映写技師が主人公の本作はぜひ取り上げたい一本でした。

三根さんが入場すると、「この力強い目を持った女の子なら(主演を)やれると
思った」と谷口監督に言わしめた目力とその美しさに、会場からため息が。

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謎を秘めた映写技師・ルカを演じた三根さんは、本作が映画初出演・初主演。
聞き手の白鳥代表は、映画人としてはもちろん、早稲田の先輩でもあります。
同じ早稲田の後輩・吉永小百合さんのエピソードも交え、話を伺っていました。

クランクイン前に演技の稽古と平行して浅草の劇場に通い、映写機にフィルムを
かける練習をしたり、常にフィルムを触って手になじませるようにしていたとのこと。
「その1ヶ月は、演技と映写のことで頭がいっぱいでした」(三根さん)。

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フィルム上映が減る今のタイミングで本作を完成させた意味を聞かれ、谷口監督は、
現場や劇場のデジタル化の流れは止められないが、何でも数字で語られてばかりで
大切なものを失っていないかという気持ち、デジタルよりもアナログを大事にしたい
気持ちも映画にこめられているとのこと。

「そういう(効率的な)ことばかりに走る世の中に少し、立ち止まってものを考え
よう、と言いたい思いはあります」(谷口監督)。

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恒例、シネマウマがプレゼント贈呈。お客さまの拍手も日に日に大きく…


女優初挑戦のシンガー・ソングライターCoccoさんの主演作「KOTOKO」
上映後は、塚本晋也監督によるゲストトーク。
「人前に出るのが久しぶりなんです」という塚本監督でしたが、お客さまからも
多くの質問が飛び出し、にぎやかなトークになりました。

塚本監督は上映前に会場の音をチェック。「今日は本当に理想的な音です」と
お墨付きをいただいた上映でした。

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ベネチア国際映画祭の初上映(オリゾンティ部門グランプリほか受賞)から1年
以上続く上映における国内外での観客の反応、Coccoさんと出会い映画製作までに
至る経緯、製作過程で他の映画と異なる点、音へのこだわりなどが語られました。

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Coccoさんには15年前のデビュー時から「いつか映画に出てもらいたい」という
思いがあったそうです。限られた時間の中で「その瞬間の状況を切り取る」手法
で物語を作ってゆく過程では、当時亡くなった監督のお母様のことや、クランク
イン直前の東日本大震災などが影響しているとのこと。

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高校の授業中もフィルムのコマをノートに書いていたという監督、「フィルムへ
の偏愛」についても熱く語りました。「ワープロが登場したときに、小説家の人は
『心が消える』などと言っていたが、今ではほとんどの人がワープロを使うし、
別にそれで小説が悪くなったわけではないですよね」。

しかし、技術の向上で自分もデジタルを選んでいるとはいえ、「過渡期かもしれ
ないけれど、やはり『フィルムへの偏愛』は今も消えないです」。


シネマウマが登場すると、さすが!すぐにシネマウマの模様が16oフィルムで
あるとお気づきに♪それなのに、プレゼントをお渡しするときに距離がつかめず、
プチ頭突きをしてしまいました!

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失礼いたしましたー! 監督、これに懲りずにまたいらしてくださいね!
最後まで笑いの絶えない、内容満載のトークでした。




この日最後のゲストトークは「スクリプター・白鳥あかねの映画人生50年+ 
日活100年の思い出を語る」枠の「縄張(しま)はもらった」

「白鳥あかね」は本映画祭代表ですが、脚本家・スクリプターという映画人として
の「白鳥あかね」の世界を堪能したトークでした。

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早稲田の同級生だった長谷部安春監督(「べーちゃん」「あかね」と呼び合う仲)
の長男で脚本家・作家のハセベバクシンオーさんを招き、長谷部さんの人となりや
思い出、当時の日活撮影所についての話が弾みました。

小林旭、宍戸錠、二谷英明、藤竜也、梶芽衣子など、石原裕次郎を除く日活スター
総出演、1968年作の本作は、日活アクションの最高傑作と評されることも。
日活が、経営難に伴う「日活ロマンポルノ」路線(1971年)に転化する直前の
作品であり、「撮影所自体がやけくそになっていたような。オールスターを
使ってべーちゃんに好きなように撮らせたような、やけくそのエネルギーを
感じます」(白鳥代表)。

ハセベさんは、子どものころ、梶芽衣子さんや藤竜也さんなどがよく家に遊びに
来ていたエピソードを披露。「独りで留守番していたら、藤さんが上下白いスー
ツで立ってて。『藤が来たと伝えてください』と言われたり(笑)」(ハセベさん)。

「東映と違って、日活は俳優とスタッフ同士が友達づきあいで、ファミリーの
ようだった。当時の映画会社のカラーがあったなあと思います」(白鳥代表)。

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以上、3日目、8日(月・祝)のレポートでした!


※おまけ
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スタッフ控え室には名前を書いた弁当、コップ、食べ物で溢れています。

みんな忙しいので、とりあえず予約しておくのです。



posted by シネマウマ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭レポート
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