2013年07月17日

日本映画大学オープンキャンパス参加&映画祭ミニ講座(7月14日)

世間はそろそろ夏休み?こんにちは、シネマウマです♪

7月14日、研修として、新スタッフの方々と「日本映画大学オープンキャンパス」に
参加してきました!
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しんゆり映画祭は、同大学の前身・日本映画学校(今年3月閉校)が、川崎市の要請を
受けて1995年、脚本家の山田太一氏をメインゲストに、6作品を3日間、新百合21ホールで
上映したところからその歴史がスタート。
以来、映画学校の先生、学生と市民スタッフが協力し合い映画祭を作り上げています。

来場の方々に混じり、同大学OB、『踊る大捜査線』シリーズでおなじみの本広克行監督の
トークを聴きました!

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めったにこういう場所に来ないという監督ですが、未来の後輩候補?の皆さんの前で、
香川県から上京し、周りが優秀で挫折したこと、希望のゼミに落ちたことなどなど、
先輩の立場から当時の学生時代をユーモア交えて語りました。

佐藤忠男さん、淀川長治さんの授業で「表現というのはここまでいける」ということを
教えてもらい、今でもそれが役立っている、というお話も。
熱心に聞く皆さんの後ろで映画祭スタッフも、いち映画ファンに戻って聴き入りました!

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その視線を感じてくださったのか…? 最後に「映画祭ビジネスをやりたい」とのお話が!
今まで作品は作ってきたが「『見せる』ことをやってこなかった」との思いから、現在、
コンペ部門も備えた「さぬき映画祭」のディレクターを務められているそうです。
これはしんゆり映画祭も、よい刺激をいただきました!

さて、映画祭事務所に戻り、続いて「映画祭ミニ講座」。講師は、カンヌ映画祭で2度の
パルム・ドールに輝いた今村昌平監督の右腕として今村プロを率い、日本映画学校の
創立・運営に携わられた映画プロデューサーの武重邦夫さん。
当映画祭を立ち上げた人で、映画祭の初期実行委員長です。

映画を「作る、観る、見せる」を基軸に、当映画祭の歴史と「映画祭とは何か」について
の講義でした。これがまた面白かった☆

この日のために準備された詳細なテキストは「映画祭前史」から始まります…

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日本映画学校の前身・横浜放送映画専門学院のあった横浜スカイビル(横浜駅東口)

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1986年、新百合ヶ丘駅前移転時。食べる場所がここだけだったそうです…!

今村監督や武重さんが、この映画祭を市民主体の映画祭にしようとしたヒントが、
海外の映画祭での経験や、新百合ヶ丘の住民の方々との触れ合いの中にあったこと、
巨大看板やシネマウマなど、映画祭による「街づくり」イベントになっていった経緯など、
旧スタッフもためになる内容でした。

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第1回のプログラム

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巨大シネマウマ…運搬時に信号に頭をぶつけた大きさ

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懐かしいシネマハウス。今のアートセンターのずっと奥辺りにありました

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台湾から蔡明亮監督を迎えて。「ベルリン映画祭より面白かった」のお言葉をいただいたとか

日々、スタッフは新旧入り混じり、いろいろなセクションに分かれて活動していますが、
そもそもの発端と歴史を改めて振り返るのも、大事なことだと実感。
新スタッフの方々も熱心に聴き入っていました。

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さまざまな模索を重ねた映画祭も来年、ついに20周年!
その前に、20周年イブの19年目の映画祭、頑張りましょウマー♪

posted by シネマウマ at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記