2011年10月20日

10月16日 映画祭最終日

「39窃盗団」上映後は3Fコラボスペースで、監督の押田興将監督、監督の弟であり出演者の押田清剛さん、同じく出演者の押田大さん、撮影の松根広隆さんをお呼びしてのトークがありました。監督の映画に対するこだわりや、撮影当時のエピソードのお話をされました。監督は、清剛さん本人の良さを引き出すために、あまり演技っぽくはしないで、清剛さんの自由にやってもらったそうです。でも意外と台本どおりだったとおっしゃっていました。撮影時のエピソードでは、実は一時押田大さんがキャスティングし直しの危機だったことなどを冗談を交えながら和やかな雰囲気でお話して下さいました。更に押田大さんは撮影のために本業の仕事(営業職)を職場が変わるほど休んだそうで、普段の生活との兼ね合いにも苦労されていたようです。(笑)最後には映画祭スタッフからひまわり(の造花)とコーラをプレゼントしました。
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「ふゆの獣」上映後、3Fコラボスペースで監督の内田伸輝さん、出演者の佐藤博行さん、高木公介さんをお招きしてのワークショップがありました。この映画は台本はなくプロットのみがあり、それに沿ってキャストに即興で演じてもらうという撮り方をしており、1テイク目をすべての基盤にし、それを修正して2テイク、3テイクという作り方をされたそうで、今回は大本になった1テイク目の映像を見ながら解説をして頂きました。監督は、一番最初に撮った1テイク目が一番びっくりなことが多かったそうです。役者さんが即興で演じているため、過呼吸になって嘔吐するシーンなどプロットにないシーンが流れで始まってしまい慌ててしまったりと予想外なことがつまっていたようです。出演のお二人も撮影時のエピソードについて語って下さいました。シゲヒサ役の佐藤博行さんは1テイク目の映像を見て「こんなこと言ったっけ?」とおっしゃっていて、役者さんの素の言葉があふれた映画であることが分かるお話でした。
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いよいよ映画祭、映像館最後の上映となりました。『ヘヴンズストーリー』です。4時間38分(途中休憩あり)の長〜い上映の後も、たくさんのお客さまがそのまま席に残り、瀬々敬久監督と山崎ハコさんのトークに聞き入っていました。
はじめに監督から制作の経緯などのお話がありました。2006年ごろから作りはじめた本作は、当初3時間程度のつもりだったのが、1回撮影して編集まで行い、また撮影して編集、といった行程を繰り返すうちに4時間38分になったのだとか。制作の途中の段階で監督は、自身がファンでもある山崎ハコさんに出演を依頼。ハコさんも大の映画ファンで、これまでも音楽で映画と関わることは何度かありましたが、役をもらっての本格的な出演は本作が初めて。ハコさんは映画の中に入ることができた喜びを話してくださいました。話しているときの、本当にうれしそうな笑顔がかわいらしかったです。ほかにも今回演じた若年性アルツハイマーで徐々に記憶を失っていく恭子という人物への深い思いや、役を通じて強く意識するようになった記憶があることの大切さを話してくださいました。
トークではお客さまからの質問コーナーもたっぷり設けられました。映画の内容に深く踏み込んだ質問が多く、作品の持つ重みや繊細さに観る人が惹きつけられている様子を改めて感じました。監督も一人ひとりの質問に丁寧にお応えくださり、今年の映画祭の締めくくりにふさわしい充実したひとときになりました。
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今年の映画祭は小劇場のプログラムも盛りだくさんでした。
最終日も華やかに、この日の最初の催しは「活弁上映会」です。弁士・澤登翠さんの活弁とピアノの新垣隆さんの伴奏で、無声映画を鑑賞。今年の作品はセシル・B・デミル監督作品『男性と女性』(’19・米)でした。http://www.siff.jp/siff2011/lineup2011_katsuben.html
上映終了後は、澤登翠さんと白鳥あかねさんのトークがありました。はじめは本作に登場する女優グロリア・スワンソンの魅力や、女性の才能を引き立てることに長けていたセシル・B・デミル監督のエピソードなどのお話。その後は澤登さんの活弁人生へと話題が移り、弁士を志したきっかけや、仕事について語ってくださいました。活弁は、台本も映画を見て弁士が自分でつくるのだそうです。作品の世界をより味わい深く観客に伝えるための慎重な作業です。ときには登場人物の動きや表情などから独自に解釈し、字幕のない場面にも台詞をつけるといった工夫も重ねているそうです。何度も活弁をしている作品でも、舞台の上で活弁中に新たな解釈に気づくこともあるとか。そうしてまた何度も作品を見直して台本を改訂したり…。名調子の裏側の日々の地道な積み重ねが見える貴重なお話を聞くことができました。澤登さんはこれからも国内、海外と各地の活弁上映会に出演されますので、みなさんもぜひまた足を運んで、古き良き映画と奥深い話芸をじっくり堪能してみてください。近郊では12月に新宿での上映会があります。詳しくはhttp://www.matsudafilm.com/monthly/kansyokai-641.html
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次の「ショージとタカオ」上映後は井手洋子監督と桜井昌司さんをお迎えし、トークがありました。
監督は、釜山映画祭から帰国早々に駆けつけてくださり、釜山映画祭でも非常に好評だったとの事です。
昌司さんが監督に「思い入れが強すぎて長すぎるんじゃないか。編集は他の人に頼んだ方が良かったのではないか。」とつっこむシーン(笑)もありましたが、監督も、300時間にも渡る素材があり、どうまとめてよいか非常に悩んだそうです。
お客様とたくさん会話をしたいというお二人の希望で、後半はお客様とQAという形で進めましたが、昌司さんの「自分は不運だったけど、不幸だったとは思っていない。」という言葉が非常に印象的でした。
上映後もロビーでお客様に対応してくださったお二人、お客様に囲まれました。
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これで9日間にわたる映画祭がフィナーレを迎えました。ご来場いただきましたゲストの方々、お客様ありがとうございました。ゲストもイベントも盛りだくさんだった今年、楽しんでいただけましたでしょうか。
少しでも、お客様と新しい映画の出会いを作れたのであれば幸いです。またの機会にお会いしましょう!
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2011年10月16日

10月15日 映画祭8日目

映画祭も8日目。この日も豪華ゲストのトークや演劇公演など華やかな1日となりました。

映像館1回目、ピンク・スバル上映後、小川監督、高鍋プロデューサー、田中プロデューサーをお迎えしてのトークがありました。この映画を制作するきっかけは、監督がイタリアにいるときに主演のアクラムさんと出会って、アクラムさんの出身地であるイスラエル・タイベに招かれたことから始まったそうです。監督はパレスチナは常に紛争中のイメージだったのですが、実際は人情味のある昭和の雰囲気の町だったそうです。町には日本製品がたくさんあり、特に車はSUBARUばかりで、日本では珍しいような古い車種が現役で走っていました。ここから着想を得て、アクラムさんと共同で脚本を書いたそうです。高鍋さんと田中さんは、新百合ケ丘が地元ということもあり、和やかな雰囲気でトークが進みました。QAでも、日本の音楽を多く使っているのはなぜか、現地の撮影で苦労した点などについて活発に質問があり、盛り上がりました。

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映像館2回目、冷たい熱帯魚出演のでんでんさんがゲストトークでご来場されました。でんでんさんは数々の映画に出演されていますが、これだけ台詞の多い役は初めてで、いままで出演した映画の台詞をすべて合わせたより多かったのではないかということでした。園子温監督との相性がすごくよく、撮影も映画同様テンポよく進んだそうです。自身が出演した映画の中では一番好きな映画だそうです。この映画以降、笑顔の裏でなにを企んでいるのかと言われたりヤクザの役が多くなったりして、少し困っているとのことです。映画の役とは全く違っていてとても優しい方で、たまに冗談を交えながら楽しいトークをしてくれました。最後にはスタッフから映画にちなんで栄養ドリンク(毒なし)を渡されて、一気飲みしてくれました。


映像館3回目の奇跡上映終了後は3Fコラボレーションスペースにて是枝監督のティーチインがありました。監督が自らお客様の質問を受けて回答する形で、10人程度の観客の方の質問にご回答いただきました。一問一問じっくり考えながら話される姿が印象的でした。子供たちのキャラクターに合わせて脚本を変えていったり、まえだまえだの兄弟の生命力の強さが作品に影響を与えたというお話が聞けました。最後には監督に「あなたが願う奇跡はなんですか?」という寄せ書きを書いていただきました。無茶なお願いを聞いていただき、ありがとうございました。終了後、お客様にも寄せ書きをしていただきました。ご協力ありがとうございました。

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映像館4回目の人魚伝説上映後は、脚本の西岡琢也さんとスクリプターの白鳥あかねさんとのトークが行われました。西岡さんは、今年は震災があったことで映画を冷静に見る事ができなかったとおっしゃっていました。トークでは今年1月に亡くなられた監督の池田敏春さんとの思い出や人柄についてのお話をされました。
撮影時のエピソードの話では、主演の白都真理さんの髪を切るシーンは本人の地毛を切っていて、そこで本人が泣いてしまい撮影が一時中断したこともあったことなどを話しながら、当時の撮影状況を振り返っていました。最後に質問時間が設けられ、撮影方法に関する質問などがされました。

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小劇場では、今年の映画祭での大きな企画のひとつ、映画『歓待』上映と青年団演劇公演「ヤルタ会談」が2本立てで行われました。
昼の部、夜の部と2回のセット公演が行われましたが、各回の上映と上演の後には、関連のゲストをお招きしてのトークがありました。昼の部の舞台公演終了後は青年団を創設した演出家・劇作家の平田オリザさんのトーク。3Fのコラボレーションスペースは舞台を観終えたばかりのお客さまでいっぱいに。柳家花緑さんの創作落語を演劇にした「ヤルタ会談」は、第二次世界大戦時の米・英・ソの首脳会談をパロディ化した内容で、日本各地、アメリカやイタリアなどの海外でも上演されてきました。歴史を題材とし、かつブラックジョークも効いた作風に各地の反応は実にさまざま。中でもユダヤ人や原爆について語るシーンでは、厳しい声もあり、逆に予想外の柔軟な反応もあったそうです。平田さんのおっしゃっていた「登場人物のだれの視点からでもなく、月から望遠鏡で覗くような視点で描く」スタイルで書かれたからこそ多様な受け止め方ができるのでしょう。トークの後半は質疑応答コーナー。お客様からの質問に平田さんが丁寧にたっぷりとお答えしてくれました。ときどき笑いも起こる、終止和やかな雰囲気のトークでした。

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夜の部の舞台公演の後は、出演者の松田弘子さん、高橋緑さん、島田曜蔵さんのアフタートークが小劇場の舞台上で行われました。はじめに、「今日初めて青年団の舞台を見にきた方はどのくらいいらっしゃいますか」と客席に質問を投げかけると、客席の約半数の方が手をあげていました。この映画祭で得た新しい出会いは出演者のみなさんにもお客さまにも新鮮な体験になったのではないでしょうか。松田弘子さんはこの後に上映した『歓待』にも出演しており、映画に出ると舞台の上では見せられない表情を何度も見せることができ、映画っていいな、と思ったというお話をされていたのが印象的でした。舞台衣装のままでトークに臨んでくださったみなさん、ありがとうございました。

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その後の映画『歓待』上映終了後は3Fコラボレーションスペースで、この作品の撮影をなさった根岸憲一さんのトークがありました。さらに飛び入りのゲストが登場!深田晃司監督です。日本映画界で撮影所システムが主流だったころの映画が大好きな監督と、そのシステムで育ち、ずっと受け継がれるフィルム撮影の技術を身につけたベテランカメラマンの根岸さんの相性はバッチリだったようです。小津安二郎や成瀬巳喜男、エリック・ロメールといった古き良き時代の映画のテイストを監督が要望すれば、そのとおりとプラスαで撮る根岸さん。映画『歓待』は映画への深い愛情がつまっているのですね。また、深田監督は青年団に所属し演出などを担当しているのですが、元々は映画を学んでいて、はじめは演劇はそれほど好きではなかったとか。しかし、平田オリザさん率いる青年団の特徴は、普通にしゃべっている声のトーンや話し方での演技で、この演技スタイルが映画にもつながっていると感じて演劇の世界に入られたそうです。
お客さまからは次回作のことや好きな文学作品はといった質問がありました。

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映画と演劇の夢の共演はいかがでしたか?わたしたち映画祭にとっても、青年団のみなさんにとっても初めての試みでしたが、いつもとはちがう観客のみなさまとの出会いが新鮮なよろこびとなった1日でした。
青年団は10月29日から吉祥寺シアターで「ソウル市民」五部作を上演しますので、このたび興味をお持ちになられた方はぜひ足をお運びくださいね。
http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html
映画『歓待』はこれからはじまる東京国際映画祭http://2011.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=133やTAMAシネマフォーラムhttp://www.tamaeiga.org/2011/index.html
でも上映予定です。
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2011年10月14日

15日まで!『ピンク・スバル』コラボランチ

しんゆり映画祭上映作品『ピンク・スバル』コラボランチのご紹介です。

川崎市アートセンター3階のカフェ・アルテでは、イスラエルが舞台の映画内容にあわせて、ママンのイスラエル料理フェア開催中です!!(15日まで)

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野菜たっぷりのマクルーバ(ひっくりかえるくらいおいしいという意味)イスラエル風炊き込みご飯です。

1:30ラストオーダー、限定20食です。
この機会にぜひご利用ください!!!

カフェ・アルテ http://cafe-arte.kawasaki-ac.jp/2011/10/2915

「ピンク・スバル」http://www.siff.jp/siff2011/lineup2011_newwave03.html
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2011年10月12日

10月10日 映画祭3日目

心地よい晴天に恵まれた、映画祭3日目。

午前中は第12回「ジュニア映画制作ワークショップ発表会」が行われました。保護者、OBなど関係者多数の見守る中、9人の中学生が夏休みに脚本から演技、編集すべてにチャレンジし完成させた作品「私をかえたクローバー」を上映。中学生たちの舞台あいさつ、関わったスタッフの解説、日本映画大学学長で映画評論家の佐藤忠男氏による好評が行われ、ときおり中学生たちのぶっちゃけな?本音も出て、笑いを交えなごやかに行われました。一つの作品を作り上げた中学生、みんな立派な顔立ちでした!

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引き続いて同ワークショップ立ち上げ時からプロデューサーを務めた橋本信一さん(映画監督)、長く作品指導などを担当された浜口文幸さん(映像ディレクター)が今年相次いで急逝され、両者をしのんでの追悼上映も行われました。

しんゆりとも近い町田が舞台の「まほろ駅前多田便利軒」は、副音声ガイド・日本語字幕付きのバリアフリー上映で行われました。上映後は大森立嗣監督によるゲストトーク。昨年の猛暑の夏にコートを着て撮影したこと、犬が言うことを聞いてくれなかったことなど撮影時の苦労話、子役のオーディション時にあえて芝居気のない子を起用し、それが役に合い功を奏したことなど、撮影時のエピソードをお話いただき、観客との質疑応答も。三浦しをんさんの原作のファンも多く来られたようで、トーク後は急遽、ロビーでサイン会も開かれ大盛況でした。

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原発を考えるドキュメンタリー2本立ても上映。「あしたが消える─どうして原発?─」はチェルノブイリ原発事故を契機に日本の原発の実態に迫ったドキュメンタリーで、22年前に製作されながら上映の機会が少なかった幻の作品。「原発切抜帖」は、戦後数十年の新聞スクラップから日本の原子力発電計画の推移と矛盾を解き明かす異色ドキュメンタリー。「あしたが消える」構成演出の千葉茂樹さんを司会に、プロデューサーの平形則安さん、原子力資料情報室代表の西尾漠さんを交えてのゲストトークが行われました。「22年前の上映時から日本の原発を取り巻く状況は変わっていない」と平形さん。チェルノブイリと福島の状況の違い、原発労働者の問題、使用済み燃料の処理についてなど、みんな真剣に聴き入っていました。

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毎年恒例のアジア映画上映企画「佐藤忠男セレクション」では、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、タイのアピチャッポン・ウィーラセクタン監督作品『ブンミおじさんの森』が上映されました。上映の後は映画評論家・佐藤忠男さんの講演が行われました。タイの映画には本作のように不思議な現象や生き物が出てくる独特の作品がいくつかあるそうで、こういった作品が生まれる理由には、自然の中に宿る神や精霊を信じるタイの風土と、政治や社会情勢の影響があると考えられるようです。また、ほかのアジアの前衛的な作品にも触れながら、タイをはじめとする東南アジアの映画事情についてのお話もありました。

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19:30に開始の「独身男」では三連休の夜というのにたくさんのお客様にご来場いただきました。
この映画は東京フィルメックスで審査員特別賞をとった作品ですが、劇場未公開のため、貴重な鑑賞機会です。
上映後は東京フィルメックスのプログラムディレクターである市川尚三さんが登壇され、昨年度の審査員もつとめた映画祭代表の白鳥あかねとのトークがありました。
この作品はハオ・ジェ監督の故郷で撮影されており、一人を除いては、素人の村民が出演しているそうです。素人と思えない生き生きとした演技は、監督が各人をよく知っていて、うまくその人の個性を生かしているから(ほぼ本人そのものだから)ではないかということでした。
お二人の共通の意見として、今村昌平監督の「盗まれた浴場」を彷彿させるような才能を感じたそうです。今後が楽しみな監督です。

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「独身男」は10/13(木)17:45〜にも上映があります。お見逃しなく!
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2011年10月10日

10月9日 映画祭2日目

2日目の今日からは、舞台が川崎市アートセンターです。

今日は「あさお区民まつり」も行われ、街全体がお祭りの雰囲気。映画祭でもブースを出し、お子様が楽しんでもらえるスタンプラリーで街を盛り上げました。

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小劇場では「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」を上映し、たくさんの親子連れのみなさんがご来場。阿部孝夫市長もご鑑賞されました。

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越前和紙の里・福井県越前市を舞台に繰り広げられるファンタジー「HESOMORI」。上映終了後、永島敏行さんをお迎えしてのゲストトークでは福井の伝統的な和紙の技術を外に広めたい、伝えたいという思いがこの映画のきっかけだったこと、地方発の映画、農作業の大切さなどを熱く語っていただきました。また、30数年来の仲だという本映画祭実行委員長で、トークの司会を務めた白鳥あかねとの思い出話、映画制作裏話などでも盛り上がりました。

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会場のすぐ外では、永島敏行さんが主宰する「青空市場」を開催。新鮮な野菜や福井県の和紙などが売られ、映画祭からも東日本大震災復興チャリティーとして、被災した宮崎県石巻市の缶詰工場の倉庫から拾い集めた「希望の缶詰」を販売しました。

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元ミュージシャンでうつ病を抱える禅僧の再生を描いた玄侑宗久原作「アブラクサスの祭」。上映後にドラえもんの「どこでもドア」から登場したのは、加藤直輝監督と、主演のスネオヘアーさん。


音楽へのこだわりが徹底した本作品ですが、「幻聴が聴こえた」と原文にある「幻聴」をどう苦心し表現したか、音楽と映画音楽の関わり方の違い、映像と音のイメージの関係など、「音」と「映像」に関する内容が多く語られました。会場からは「ロケ地の(福島県)三春町などはどうなっているか」と、映画の舞台となった当地を案ずる質問も出て、夜遅くにも関わらず熱気に包まれたトークとなりました。
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2011年10月08日

10月8日 開幕しました!

晴天に恵まれた本日、「第17回KAWASAKIしんゆり映画祭」がついに開幕しました!
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トップバッターはチャップリンの不朽の名作「黄金狂時代」。上映前に、白鳥あかね本映画祭実行委員長よりあいさつがあり、サプライズでチャップリンも登場! 会場を沸かせました。
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オープニング特別企画として、KAWASAKIしんゆり映画祭×ワーナー・マイカル×日本映画大学のコラボレーション企画「ツレがうつになりまして。」を上映。公開初日となる本日は、上映終了後に、スペシャルゲストとして佐々部清監督、脚本の青島武さんをお迎えし、ティーチインを行いました。佐々部さんと青島さんは日本映画大学の前身・横浜放送映画専門学院の先輩・後輩の関係で、地元にもゆかりのお二人。浅田次郎原作「日輪の遺産」でもコンビを組んでいらっしゃいました。
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宮崎あおいさん・堺雅人さんによるビデオメッセージもいただきました。主演のお二人の息がピッタリで、本当に何年も連れ添っていたような雰囲気で、撮影もとても順調に進んだそうです。

明日以降、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で連日上映されていますので、ぜひ劇場に足をお運びください。


原田芳雄さんの遺作「大鹿村騒動記」上映後のゲストトークは、脚本の荒井晴彦さん、出演の石橋蓮司さんが登場。
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原田さんに「お前とは真剣に映画で向き合ったことはない」と言われ、原田さん主演の映画を撮ることになった阪本順治監督。監督の相談を受けた荒井さんが原田さんに相談に行ったところ、「大鹿歌舞伎」の写真集を見せられ、そこからこの映画の企画が始まったそうです。
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300年にわたり歌舞伎の伝統を守る大鹿村の方々の全面的な協力を得て撮影したこと、歌舞伎のシーンでは、監督よりも厳しいダメ出しが村民の方から出たことなど、撮影の裏話をたくさん聞くことができました。途中、照明やマイクの電源が落ちてしまうハプニングがありましたが(申し訳ございませんでした!)、石橋さんが「原田さんかな?」とすかさずフォローしてくださいました。

大鹿村では劇中に出てきた「ディア・イーター」が9月に食堂としてオープンし、絶賛営業中だそうです。興味のある方は訪れてみてください!


さてさて、映画祭は、明日から会場を川崎市アートセンターに移動します。9日は「あさお区民まつり」も行われますね。ぜひ、映画祭にも足をお運び下さい!
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2011年10月05日

またもや出演!麻生.tv

すっかり涼しくなり、秋の空気が感じられるようになりましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

映画祭まであと3日となりました。
スタッフ一同、プロモーション活動に一層気合いが入っております。
そんな中、10月2日日曜日の16:00から
毎月1回USTREAMで絶賛放映されている
川崎市麻生区の地域情報番組「麻生.tv」にシネマウマ隊が出演いたしました。
夏休みの野外上映会PRのとき以来2度目の出演ですが、
本番前はさすがに緊張の様子…
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でも、ひとたび番組が始まるとそんな緊張も吹っ飛んだ!映画祭のみどころを語り出したら止まりません。
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シネマウマ隊員、限られた時間の中でめいっぱい映画祭をPR。
麻生.tvのみなさま、ありがとうございました!
この模様は
http://asao.tv/
のアーカイブ映像でいつでも観ることができます。みなさんぜひご覧ください!
予習にもなりますよ〜。

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2011年10月02日

映画祭開幕直前レポート!

第17回KAWASAKIしんゆり映画祭、いよいよ8日に開幕です!

「映画の現在と未来」のテーマ通り、チャップリンの名作あり、活弁つきのクラシック映画あり、ドキュメンタリーあり、中学生の作った映画あり、多彩なゲストもお呼びして熱気あふれる9日間が始まります。

ボランティアスタッフによる準備も佳境に入ってきました。

駅前のペデストリアンデッキにズラリならぶ看板、もうご覧いただけましたか?
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1日(土)にはスタッフ総出でチラシを配り、開幕をPRしました。
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ぜひぜひご家族・友人お誘いあわせの上、お越し下さい。一緒に映画祭の醍醐味を味わいましょう♪

追加ゲストや関連イベント情報などは、このホームページツイッターで随時更新しますので、ぜひチェックしてくださいね。
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2011年10月01日

カフェ・アルテにて「ピンク・スバル」コラボメニュー販売中

「ピンク・スバル」上映企画として、川崎市アートセンター3F カフェ・アルテにて、特別価格でコラボメニュー販売中です。

<ドリンク>   各300円
ミント*レモネード  
映画の舞台となったイスラエルでは、ミント入りレモネードがスタンダード!
さわやかな味です!

ピンク*グレープフルーツジュース
ピンク*グァバジュース
ミントミルクティー(HOT)
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<スイーツ> 300円
日替わりペルシャ風ケーキ
ナッツやフルーツにちょっとスパイスを加えた、日本人にも食べやすいケーキです。
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<金曜日・土曜日限定ランチ>  
ママンの手作りランチも、「ピンク・スバル」仕様に!
野菜たっぷりママン流中東料理をお楽しみに!
販売日は10月7日8日 14日15日です。

いずれも販売は9月30日〜10月16日まで。
イスラエルや、映画にちなんだ限定メニューをこの機会にお楽しみください!

カフェ・アルテHP 
しんゆり映画祭「ピンク・スバル」上映日は10月12日(水)19:20〜/10月15日(土)10:00〜
作品紹介はこちら 
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2011年08月26日

8月20日 なつやすみ野外上映会が開催されました

夕方から雨が降るとの天気予報だったため、午前中の段階で、屋台やゲームは野外で開催、イベントと映画上映は体育館で開催とさせていただきました。

大変多くの方にご来場頂きましたが、危険防止のため、やむを得ず途中で体育館への入場を規制させていただきました。せっかくご来場いただいたのに、ご入場いただけなかった皆様には、心よりお詫び申し上げます。m(_ _)m


午前中は、曇り空の中、スタッフ一丸となって準備に励みました。
校庭では屋台村のテントを張り、体育館では上映会のためのビニールシート張りやスクリーンの準備を行いました。
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午後からは屋台やゲームコーナーなど、各自が担当場所の準備を行いました。
外部の出店の方々も到着し、にぎやかな雰囲気に包まれて来ました。

体育館ではリハーサルが始まり、流れの確認やステージの音だしなど、最終的なチェックをしました。
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屋台やゲームコーナーの準備も整い、16時30分、いよいよ開場です。
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幸いなことに、まだ雨には降られず、開場直後からたくさんのお客さんにご来場いただきました!
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今年は3月11日に起きた東日本大震災の復興チャリティーとして、シネマエール東北への募金や、東北とドラえもんが合体したゲームコーナーを行いました。


ゲームコーナーでは、「ドキ!湯けむりおたすけ大作戦!!」と銘打って、上映作品のドラえもんにちなんだ、東北を舞台にしたゲームを行いました。
まず、受付の横に設置してある「どこでもドア」で東北へ移動(という設定)、福島、宮城、岩手、青森の4県で4種類のゲームをやり、ジャイアン、しずかちゃん、スネ夫、のび太を助けます。全部クリアするとすてきなプレゼントがもらえました。なんと130名以上の子供達が参加してくれました。このゲームコーナーの収益もシネマエール東北へ募金されます。ご参加ありがとうございました。
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屋台も大盛況。行列のできる屋台もありました。
日本酒同好会では、東北のお酒の販売に加え、被災した工場の缶詰(奇跡の缶詰)も販売しました。

さらに、9月3日に川崎市にオープンする「藤子・F・不二雄ミュージアム」主催のぬりえのコーナーもありました。子供達がドラえもんのぬりえを真剣な表情でぬっていました。

18時25分、体育館でのステージの開演です。
この頃からだんだんと雨が降ってきましたが、その時点ではほとんどの方が体育館に移動されていていました。
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今年のステージは昭和音大の卒業生のジャズバンド、Toriosophieのみなさんによる、ドラえもんソングの演奏です。
「ドラえもんのうた」では、子供達の「はい!タケコプター」という元気な声が響きました。
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19時20分、メインの映画上映のスタートです。
今年は、「藤子・F・不二雄ミュージアム」のオープンを記念して「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)」を上映しました。
大人達には懐かしい大山のぶ代さんの声のドラえもんでしたが、笑いが巻き起こり、大人も子供も一緒に楽しめました。

退場時に、出口では子供達に、タケコプターならぬ竹とんぼのプレゼントがあり、大いに盛り上がった野外上映会になりました。
出口でのシネマエール東北への募金にもたくさんの方にご協力いただきまして、ありがとうございます。
体育館退場時は、事故を防ぐために、後ろの列より順番に退場いただきました。お待たせした方も多かったのですが、整列退場に快くご協力を頂きました。皆様のご協力に感謝いたします。

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2011/8/27
追記:
募金と屋台売上の一部、合計45010円を「シネマエール東北」に寄付いたしました。
ご協力ありがとうございました。
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